OECD：経済用語基礎辞典

　OECDは、先進諸国によって構成され、世界経済の動向を監視／調整したり、開発途上国の援助を行う機関。Organization Economic Cooperation and Development　（経済協力開発機構）の頭文字を取った略語。

　OECDは、先進諸国によって構成された国際機関のために、通称「金持ちクラブ」とも呼ばれる。OECDは第二次世界大戦後、アメリカがヨーロッパの経済復興のための「マーシャルプラン」を実行する機関として作った「欧州経済協力機構（OEEC)が母体。その後、ヨーロッパの経済復興とともにその活動範囲を世界レベルにまで広げたのがOECDである。